しみは、肌内部で過剰に生成されたメラニン色素の沈着によっておこり、その種類も様々です。メラニンは、本来細胞やDNAを壊す紫外線から肌を守る役割を担い、皮膚のターンオーバーによって皮膚表面に徐々に押し上げられ、排出されていきますが、長時間紫外線を浴びたり皮膚に刺激が加わったりし続けると、メラノサイトが活性化してメラニンがどんどん作られすぎてしまいます。
肝斑とは、両頬やあご、鼻の下にできる薄茶色の色素斑で、左右対称、同じ大きさ、形で現れるのが特徴です。一般的なシミ（老人性色素斑）の場合、輪郭がくっきりしているのに対し、肝斑は全体的に境がはっきりしないぼやけた形で見えます。
赤ら顔とは、頬に細い血管が見えるなどして顔が赤みを帯びている状態が続く症状を指します。原因は様々で、表皮の毛細血管が拡張している場合や、乾燥によりバリア機能が低下したお肌が炎症を起こして現れる場合、ニキビなどの炎症により肌そのものが赤くなる場合などがあります。

たるみとは、加齢により筋肉や骨の萎縮や、靭帯の緩みが起き、肌のハリが低下してしぼんだ皮膚が重力に負けて下がっている状態のことです。当院で導入している「ULTRAcel [zíː]」は、表在性筋膜(SMAS層)をターゲットに超音波の熱を加えることで、メスを使用せずにリフトアップ効果を得ることができます。1回30分程度の施術で高い治療効果があり、治療直後はもちろん、コラーゲンを再生する作用によって半年程度の持続的な効果も期待できます。
しわは加齢や紫外線の影響、皮膚の乾燥、喫煙などが原因で、皮膚のコラーゲンやエラスチンといった組織の弾性や水分保持力が低下することで、肌がたるむことでしわができます。また、表情筋の緊張や、睡眠不足、ストレス、糖尿病、喫煙などもしわの原因となります。

にきびは、毛穴の出口がつまり毛穴の中の細菌が増殖することで発生するといわれています。代表的な思春期にきびはホルモンバランスの変化や遺伝、大人にきびではストレスや皮脂過剰、反対に乾燥が原因となることもあります。にきびにも種類があり、患者様に合わせて適切な治療をし、症状の改善をめざします。

医療脱毛は、毛根のメラニン色素にレーザー光線を吸収させ、その際に発生する熱で周囲の組織にダメージを与えることによって脱毛効果を発揮します。施術回数は毛周期の兼ね合いで1回では終わらず、治療部位によっては5〜10回程度は照射が必要です。剃刀や除毛クリーム、自宅用光脱毛器などでムダ毛処理をされる方がいらっしゃいますが、こういった自宅でのムダ毛処理では永久脱毛ができないうえに肌への負担が大きく、炎症やニキビ、かぶれ等の肌トラブルが生じることもあるので医療機関で行う医療レーザー脱毛がお勧めです。

当院では美肌・アンチエイジング治療を通して健やかなお肌の維持やトラブル改善をサポートしております。しわやたるみ、シミ、くすみ、ニキビといった個々の症状に加え、お顔全体の肌を丁寧に診察。肌質や原因に合わせて、複数の治療法から患者様に適した方法をご提案いたします。

注射による小顔・部分痩せ治療です。
脂肪を溶解できる有効成分を含んだ薬剤を気になる部分に注入し、分解した脂肪細胞を体外に排出させます。脂肪細胞自体を減少させるためリバウンドしにくいとされています。
痛みと腫れはほぼ無く、周囲の人に気付かれずに施術が可能です。当院の脂肪溶解注射であるカベリンは、アメリカFDA(アメリカ食品医薬品局)の承認を得ており、2年間の臨床試験により安全性と効果が証明された製品です。お顔だけでなく体にも打つことができます。

薄毛は男性と女性とでタイプが異なり、原因も治療もわけて考える必要があります。
男性の薄毛は男性型脱毛症、AGAと呼ばれます。男性ホルモンが原因で、その受容体がある頭頂部や前頂部から薄毛が徐々に広がっていきます。女性の薄毛は、鉄や亜鉛が欠乏してなる場合や自己免疫疾患による場合、急激なダイエット、出産などがきっかけで発症する場合があります。当院では原因を見極め、適切な治療で改善を促します。